着なくなった洋服の活用 ~古布BOX~
捨てられない!洋服
こんにちは、ココです!来てくれてありがとうございます。
さて、今回は処分するのに迷っちゃうものについて。
なかなか捨てられないモノの代表は「洋服っ!」て人、結構多いのではないでしょうか。
実は私も、その一人。
安い服や、前面にシミができてしまった服などは捨てられるのですが、まだ(物理的に)着られる服や、それ1枚では着られないけど、差し色としてチラッと裾から出したらいけるかも!的な服、高かった服などは、処分する気になってやっとハンガーから外して床に置いても、いざ捨てようとして手にとると、やっぱり着るかも…と戻しそうになります。
そんな私は、クローゼットに戻しそうになるのを防ぐために、紙袋をひとつ、クローゼットの下のほうに置いて、その中に「もう着ないな」と思った服をどんどん入れる、という方法をとっていた時期がありました。
メルカリなどのオークションに出すためです。
ところが。出品はカンタンと言っても、より高く売るために写真を加工したり、ちょっと糸が出ている所を直したり、商品を送付するために梱包したり、発送のお知らせをしたり…。
あ、今日は子どもの学校の集まりがあった、今日は習い事、ぎゃー熱出てる!病院連れて行かなきゃ!…なんて毎日結構バタバタ。
そのうち出品も発送も面倒になり、大手リサイクルショップへ行くように。
でもそれも、洗濯したり、アイロンかけたり、ガソリン代かけて持ち込みしてるのに、そのガソリン代程度にしかならないと、なんだか虚しくなってきます。
そしてリサイクルショップさえ面倒に…。
「古布BOX」
そこで最近たどり着いたのが、「古布BOX」。
ある日着ていて、「肩が出るようになってきたなあ。もうサヨナラかな?」と思ったら、このBOXの登場です。
BOXを目の前に置いて、ハサミを持って準備開始!
服をテキトーな大きさにチョキチョキするんです。
本当にテキトー。
服にハサミを入れた瞬間、「あ、入れちゃった」と思うんですが、ほんの一瞬ですね。
チョキチョキした布をBOXに入れるごとに、気分がスッキリしてきます。
ずっと捨てるのを悩んでいたのが、ウソみたい。
服が1枚なくなって、1つ空いたハンガーを見て、またスッキリ (^^♪
そしてこの古布BOXは、キッチンのゴミ箱の上に常駐させます。
ハンバーグを食べたあとのお皿、カレーを平らげたあとのお鍋、ちょっとした食べこぼし、排水溝の掃除など。
ちょこちょこ使っていくんですね。
捨てるだけだし、食器を洗うスポンジも、油汚れの少ないものを洗うので寿命が長くなるし、洗剤も少なくて済むので一石二鳥です!
ちなみに古いタオルなど、特に吸水性や拭き上げ力のある布は、別BOXに分けておいて、トイレ掃除や窓の桟、お風呂で髪の毛の詰まった排水溝などを掃除するときに使用すると、重宝します。
トイレや窓まわりって、とっても雑巾汚くなってしまうけど、雑巾洗うよりポイ!の方がラクなので、掃除する億劫な気持ちもうんと軽くなります。
そして何より、「気分がラク」。
洋服をただ捨てたわけではなく、ちゃんと天寿を全うさせたような気になるので、どこか「捨てる」ことに後ろめたさを感じなくなる、っていうところが、精神的にラクです。
どうしても「もったいない」なくて、その洋服に未練はなくとも、リサイクルやなにかでどーにか活用できたら!と、いつまでもクローゼットのはじっこで洋服を山にしてる方。活用したいんだけど、忙しくて結局半年もそのままの方。
本当は思い切りよくゴミ袋にザッ!と入れて捨ててしまえたら、もっと手早くてラクなのですが、それがなかなかできないとき。この「古布BOX」は、もったいない気持ちにワンクッションおいて、ものを処分できる方法のひとつです。気になったら是非一度、試してみて下さいね。